夏真っ盛りのお盆休み。皆さんはどうお過ごしですかね？

遠征を企画された方や家族サービスに精を出される方など、色々と楽しまれてることだと思いますが、僕も本日ようやく丸1日お休みが取れました。

で、何もせず休んで居れば良いようなものですが、性分ですね。こういう時間が空いたときは色々と再チェックに走っちゃいます。タックルチェックなどもさることながら、自分の過去の釣りを見つめ直す時間でもあるのです。


そんなこんな中、過去動画のチェック（内容に伴う再生回数など）していたら、自身でもうなずける過去動画を発掘。発掘ったってアングリングソルトさんのバックナンバーなので普通に公開されているのですがねｗ


この動画です。
【メバルプラッギング事情】



現状6万6千回ほどの再生で僕のメバリングアジング動画の再生数ランキングで見ればまあ中の中といった感じなのですが、これ、自分自身で再生して観ているとかなり重要なことが表現されているなと。メバルをプラグで攻略するに当たって、とても重要なことが分かりやすく結果を伴って撮影できたのだなと・・。


そのキーワードは「レンジ攻略」なのだけど、文字や言葉ではこういうのは上っ滑りして本当の意義が伝わらないことがほとんどなのです。

つまり少しレンジが違ったから釣れなかったりショートバイトになったりサイズが上がらなかったりしているのに、とかくアングラーは違う目線で捉えてしまいます。


たとえば「このプラグはあまり釣れない」「このルアーでは大きすぎるから喰わない」「クリアーでないから釣れない」など、釣れてない理由を他のベクトルに置き換えてしまうのです。 その点、このVTRではソコが明確になっています。


同じミニマル50shallowでも、シンカーを削ってサスペンドチューンしたものに変えるとショートバイトは減り、サイズもどんどんアップしていく・・・。 僕はいつもマットカラーしか存在しないミニマルを使っているので良く分かるのですが、こういったケースで間違えがちなのが先述した「ルアーが大きすぎる」「クリアーカラーが有利」や、「やっぱりワームの方が釣れる」といった【釣れるベクトルの取り間違い】なのです。




このVTRではそれが良く表現できている。

同じプラグでレンジを変えただけで釣果が俄然良くなっています。
65に結び変えて若干バイト数が減った感じがあったものの、レンジやドリフトやフォールのイメージはほとんど変わらないのでやはり良く釣れる。 しかも実はこの時、同行したお弟子君が１０ｍ程横で釣りをしていて、最初はジグ単＋ワームでやっていてほとんど釣れず、僕がプラグでバタバタと数匹釣ったのを見て４ｃｍ純クリアープラグに結び変えるも、釣れるペースが３分の1以下という状況だったのを付け加えておきます。





つまり「レンジを合わせることが出来なかった」のです。





もちろんサイズやカラーの変化で釣果が分かれることもありますが、メバリングの場合はそれよりもずっとレンジの方が重要であり、それさえキッチリ把握できればサイズやカラーは二の次にすらなってしまうという好例なのです。




 まあこの手の思い込みは僕自身10年くらい前までは結構していましたから自戒を込めていうのですが、もう一度改めて自分の釣りとターゲットの食性を見つめ直す良いきっかけになるVTRだと思うのですな。